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熱損失係数計算フリーソフトおすすめ度比較レポート2(「TB1 for Windows」など3種)

■ TB1 for Windows ■(http://news-sv.aij.or.jp/kankyo/s12/Resource/ap/TB1_for_Windows/TB1_for_windows.htm)


この熱損失係数計算ソフトの特徴:
「TB1 for Windows」は、長岡造形大学・鹿児島大学の教授が共同開発した、鉄骨などの熱橋のある壁・天井・床の平均・実質・基準熱貫流率および熱橋係数を求められるフリーソフトです。
「TB1 for Windows」を活用すれば、建物熱損失係数の計算や伝熱シュミレーションを幅広く行うことも可能です。もともと実務で活用されることを想定として開発されたソフトですが、テストバージョンが無料ダウンロードできるようになっています。
(おすすめ度:★★★★☆


■ Hakko Electronic ■(http://www.hakko.co.jp/qa/qakit/html/s01050.htm)


この熱損失係数計算用ツールの特徴:
「Hakko Electronic」(電熱機器・制御機器・産業機器の製造および販売)のサイト内にある「Q&Aキット」のコーナーで、熱損失係数の計算が行えるフォームが紹介されています。
計算フォームはJavaスクリプトで作成されたもので、物体の表面面積、物体表面の放射率、外気への耐熱伝達率、物体表面の温度、雰囲気温度から、対流熱損失、放射熱損失、熱損失合計の値が求められます。
(おすすめ度:★★★★★


■ エネッコα ■(http://sinichi.co.jp/soft.html)


この熱損失係数計算ソフトの特徴:
「エネッコα」は、RC造内断熱工法に基づいた共同住宅向け省エネ計算ソフトです。
メイン画面のメニューから順番に計算を行うと、熱損失係数の基準値と計算値が求められます。操作が非常に簡単な点が特長で、条件を変更しての再計算もとてもスムーズ。計算書や届出書類も、エクセル形式のファイルで作成できます。製品ソフトですが、機能制限なしの試用版がダウンロードでき、30日間無料で使用可能。
(おすすめ度:★★★★☆

熱損失係数計算フリーソフトおすすめ度比較レポート1(「熱損失係数(Q値)・夏期日射取得係数(μ値)計算書」など3種)

■ 熱損失係数(Q値)・夏期日射取得係数(μ値)計算書 ■(http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se489327.html)


この熱損失係数計算ソフトの特徴:
「熱損失係数(Q値)・夏期日射取得係数(μ値)計算書」は、「住宅の省エネルギー基準の解説」(財団法人建築環境・省エネルギー機構発行)内の計算例に基づいて作成されたエクセル形式の熱損失計算シートです。
計算の流れが明確でわかりやすいのが特長。1,680円のシェアソフトですが、一部のシートが保護されたサンプル版であれば無料でダウンロードできます。Wondows7対応。
(おすすめ度:★★★★☆


■ 建もの燃費ナビ ■(http://tatemono-nenpi.com/muryo/)


この熱損失係数計算ソフトの特徴:
「建もの燃費ナビ」は、建物の燃費を実際の必要エネルギー総量によって評価することにより、住宅の省エネ性能を確かめられるソフトです。
熱損失係数(Q値)計算だけでなく、夏期日射取得値(μ値)計算も可能です。製品版ですが、太陽光発電・光熱費などのライフサイクルコストシュミレーション機能が収録された体験版が無料でダウンロードできます。(要無料登録)
(おすすめ度:★★★★☆


■  20分でできるQ値超簡易計算(一条工務店i-smart、i-cube版) ■(http://ameblo.jp/ismart/entry-11133774757.html)


この熱損失係数計算ソフトの特徴:
一条工務店i-smart、i-cube版は、断熱上に需要な壁・窓・床・換気の4箇所にターゲットを絞り、おおよその熱損失係数(Q値)を求めることができる無料のエクセル形式計算シートです。
熱還流率などの知識がなくても計算できる優れた特長を有しています。ただし、一条工務店が開発したi-smart、i-cubeにしか対応していない点が少々残念ですね。
(おすすめ度:★★★☆☆
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